日本時間5月9日、パイレーツは昨年のドラフト全体1位で指名した超有望株ポール・スキーンズのメジャーデビューが決まったことを発表した。スキーンズは日本時間5月12日、本拠地PNCパークで行われるカブス戦で先発する予定となっており、パイレーツ3連戦での復帰が見込まれている鈴木誠也との対戦が実現する可能性もある。スキーンズは米公式サイト「MLB.com」のプロスペクト・ランキングで全体3位にランクイン。投手では最高の評価を受けており、「球界ナンバーワン投手プロスペクト」として大きな期待を背負ってメジャーのマウンドに立つ。
日本時間5月9日、レンジャーズはマイナー右腕のアンソニー・フーオピー=トゥイオニートーアをホワイトソックスへ放出し、ベテラン外野手のロビー・グロスマンを獲得するトレードが成立したことを発表した。今季のレンジャーズ打線は日本時間5月8日までの時点で、左腕に対して打率.231、7本塁打、OPS.631と苦戦中(対右腕は打率.263、30本塁打、OPS.756)。その状況を打破すべく、左腕に強いグロスマンを半年ぶりにチームに呼び戻した形となる。なお、グロスマンをロースターに入れるために、左腕コルトン・イングラムがDFAとなっている。
右肩の故障で開幕から故障者リスト入りしている千賀滉大(メッツ)は、すでに実戦形式の打撃練習で2度登板しているが、マイナーでのリハビリ登板を開始するまでにはもう少し時間がかかるようだ。米公式サイト「MLB.com」でメッツを担当するアンソニー・ディコモ記者によると、千賀は数日以内にブルペンでの投球練習を行う予定となっており、もう1度実戦形式の打撃練習に登板する可能性もあるという。なお、千賀は60日間の故障者リストに登録されているため、復帰できるのは最短でも日本時間5月28日である。
日本時間5月8日、カブスのクレイグ・カウンセル監督は右わき腹を痛めて故障者リスト入りしている鈴木誠也について、日本時間5月9日からマイナーAAA級でのリハビリ出場を開始し、日本時間5月11日または12日に敵地PNCパークでのパイレーツ戦で戦列復帰する見込みであることを明らかにした。マイナーAAA級で2試合に出場し、痛みの再発などがなければ、メジャーへ合流させる方針のようだ。日本時間5月8日に戦列復帰を果たしたコディ・ベリンジャーに続き、カブスに頼もしい戦力が戻ってくる。
MLBが野球の裾野を広げるために世界各地で開催している野球体験イベント「PLAY BALL」。日本でも2020年から開催されており、今回は、今年1月に能登半島地震の被災地となった石川県で行われた。5月5日の「こどもの日」に行われたこのイベントに駆けつけたのは、現役時代に55番を背負い、ヤンキースなどで大活躍したレジェンド・松井秀喜。地元出身のスーパースターとともに、約150名の子どもたちが初めての野球を楽しんだ。
日本時間5月7日、米公式サイト「MLB.com」は最新の新人王模擬投票の結果を公開した。4月上旬に行われた1度目の模擬投票ではワイアット・ラングフォード(レンジャーズ)とジャクソン・チョーリオ(ブリュワーズ)がトップだったが、今回はコルトン・カウザー(オリオールズ)と今永昇太(カブス)がトップに。メイソン・ミラー(アスレチックス)と山本由伸(ドジャース)が各リーグの2位につけている。また、今永は球団幹部アンケートの「今オフ最高のFA契約」でも大谷翔平(ドジャース)を抑えて最多得票となった。
日本時間5月7日、カブスのクレイグ・カウンセル監督は右わき腹を痛めて故障者リスト入りしている鈴木誠也について、マイナーでのリハビリ出場を経て戦列復帰させる方針を改めて明らかにした。鈴木は実戦形式の打撃練習やベースランニングなど、強度を上げた練習もこなせる状態まで回復しており、近日中にマイナーでのリハビリ出場を開始する見込み。早ければ今週中にもメジャー復帰の可能性がある。一方、肋骨の骨折で離脱しているコディ・ベリンジャーはマイナーでのリハビリ出場をせず、直接メジャーに復帰する可能性があるようだ。
日本時間5月7日、2024年レギュラーシーズン6週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはブレント・ルーカー(アスレチックス)、ナショナル・リーグは大谷翔平(ドジャース)が選出された。ルーカーは自身2度目の受賞で、アスレチックスからの選出は昨年5月にルーカーが受賞して以来。一方、大谷はエンゼルス時代の2018年に2度、2021年に2度、2023年に3度受賞しており、自身8度目の受賞ということに。エンゼルスとドジャースの両球団で週間MVPを受賞したのはドン・サットンに続いて史上2人目である。
右肩の故障で出遅れている千賀滉大(メッツ)だが、戦列復帰に向けて順調に回復しているようだ。日本時間4月30日に初めて実戦形式の打撃練習で登板した千賀は、日本時間5月5日にも実戦形式の打撃練習でマウンドに上がり、2回32球を投げた。カルロス・メンドーサ監督によると、千賀は「感触はとてもいい」と自身の状態への手応えを口にしていたという。メッツは千賀のコンディションを見ながら、もう1度実戦形式の打撃練習で投げさせるか、マイナーでのリハビリ登板を開始させるかを判断する方針のようだ。
日本時間5月5日、大谷翔平(ドジャース)が今季8号アーチを放ち、デーブ・ロバーツ監督(沖縄出身)が持っていた日本出身選手による通算最多本塁打の球団記録を更新した。大谷はエンゼルス時代に171本塁打を放っており、エンゼルスでも日本出身選手最多記録を保持している。ほかの球団を見てみると、カブスでは福留孝介と鈴木誠也が37本塁打でトップに並んでいる。戦列復帰が近付いていることが報じられている鈴木だが、復帰して今季4号アーチを放つと、カブスの日本出身選手最多記録を更新することになる。
2024.5.9 11:52 Thursdayヤンキース5連勝 ジャッジ、スタントン、ソトが初のアーチ競演
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2024.5.9 09:50 Thursdayエンゼルスが逆転勝利 1ヶ月ぶり・今季2度目のカード勝ち越し
2024.5.9 09:31 Thursdayドジャース7連勝 わずか1時間55分で勝利 大谷は4打数0安打
2024.5.8 13:24 Wednesdayドジャース6連勝 山本8回2失点で4勝目、大谷は2打数無安打