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水着と下着の意識の境界線!水着は恥ずかしくないのに下着は恥ずかしいのか
松田優Y.Matsuda
1:水着と下着の意識の境界線ってどこにある?
「水着って下着とほぼ同じじゃない?」と思う人も多いはず。水着と下着って、形も肌を隠している面積はだいたい一緒です。しかし「水着は見られても平気だけど、下着姿は恥ずかしい」と感じる人が圧倒的ではないでしょうか。
それはなぜなのでしょう。考察してみましょう。
2:水着と下着の決定的な違い5つ
(1)着る目的が違う
いちばんの違いは、着用する目的です。下着は服の下に身に着けるものであり、水着は海やプールなどで着るものです。
(2)水着は泳ぐための機能が重視されている
デザイン性の高い「泳げない水着」もありますが、一般的には水着は、泳ぐための動きやすさが重視されています。また競泳用やサーフィン用など、本格的な水着になるほど、動いても脱げたり乱れないよう体にフィットする仕様になっています。
一方で下着は、締め付けがないタイプなど、着心地が重視されているといえるでしょう。
(3)素材や性能が違う
水着と下着では、使用する素材や性能にも大きな差があります。水に濡れると透けてしまうエロい水着もありますが、基本的に水着は濡れても透けず、乾きやすい素材でできています。
一方、下着は蒸れないよう通気性を重視しているものが多く、長時間つけていても負担にならないように、水着に比べて生地も薄めであることが多いです。
(4)デザインが違う
デザイン性の違いも大きなポイントです。水着は人に見られることが前提になっていて、足が長く、ウエストが細く見えたり、胸のボリュームを強調したり、逆にカバーしたりするものが多いです。
一方、下着というのは自分がアガるデザインであるか、あるいは、補正力を重視したデザインとなっているものが多いです。
(5)「水着は見せるもの・下着は隠すもの」という意識の差
(4)でも紹介しましたが、そもそも水着がデザイン性に優れているのは、「人前で見せるもの」という前提のもと作られているからです。
多くの人の目にさらされる海やプールといったレジャースポットで着用する水着に対しては、人に見られて当然という意識を自然ともっている人も多いでしょう。
しかし下着は、あくまで体の保護やサポートのために設計されているため、控えめなデザインが多いです。下着はあくまで「人前では見せないもの」なのです。この意識の差も、水着と下着の決定的な違いのひとつでしょう。
3:どうして水着を見られるのは恥ずかしくないのに、下着を見られるのは恥ずかしいのか…その心理的理由5つ
なぜ水着は見られても恥ずかしくならないのに、下着を見られると恥ずかしいのでしょうか? その心理をご紹介します。
(1)水着はみんなが着ているから
海やプールといった水場では、水着というのはいってみれば正装。その場にふさわしい姿なので、恥ずかしいと思う理由がないことが挙げられます。
当然ながら海やプールでは自分以外の人たちも水着を着ていますから、「自分だけが裸同然というわけではない」という安心感があります。
しかし下着姿を正装として捉える場面はほぼなく、周りの人が下着ばかりという光景は温泉やスーパー銭湯の脱衣所くらい……。だから下着姿を見られるのが恥ずかしいと感じるのでしょう。
(2)下着は普段隠しているものだから
水着は泳ぐときの着用アイテムとしてはもちろん、ファッションアイテムのひとつとして認識している人が多いのではないでしょうか?
一方下着は、物心ついたころから「普段から着用しているけど見せてはいけないもの」として意識してきた人も多いはず。「下着を見られる=見せてはいけないものを見られた」という意識が無意識に働き、恥ずかしいという感情へつながるのです。
(3)水着は透けないけど下着は透けるから
下着は色や素材によっては、乳首や陰部の影がうっすら透けてしまう場合も……。それが下着が恥ずかしい理由にも繋がると考えられます。
(4)下着は体型がごまかせないから
水着ならデザインによって体型をカバーすることができます。体型に自信がない人でも、自分のコンプレックスをカバーしてくれるデザインを選ぶことで、気兼ねなく海やプールで着用することができるでしょう。
しかし下着は体型を隠す目的で作られてはいません。自身の体型がそのまま表現されてしまうことが多いので、恥ずかしいと感じる人も多いのではないでしょうか。
(5)下着は水着よりも「エロ」をイメージさせるから
海などへ行けば簡単に見られる水着と、なかなか見るチャンスがない下着。下着のほうがレア感が高く、それがエロに直結します。これは男性側の心理ですが、エロい目線に女性の多くは気づくでしょう。
水着のときとは違う、男性から向けられるエロい視線によって、恥ずかしいと思う女性も多いのではないでしょうか。
4:まとめ
水着と下着は、着用シーンやそのもの自体に対する気持ちに大きな違いがあります。だから「水着は見せても大丈夫、下着は見られると恥ずかしい」という違いが生まれるのでしょう。その感覚が男性の「下着欲」を掻き立てているのかもしれませんね。