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首が太く見えるのはなぜ?原因・ケア方法と視覚的に細く見せる対処法
並木まきM.Namiki
1:太い首がコンプレックス!対処法はある?
首が太いと、他の部分がそれほど太っていなくても、全体にむくむくした印象になり、太ったように見えることも。それがコンプレックスになると、ヘアスタイルやファッションにも制限が生まれてしまいます。
もしも「私の首って、こんなに太かったっけ?」と思ったら要注意。適性なケアや対策を早めに行いましょう。
2:首が太く見える原因5つ
まずは、首が太く見える原因として、一般的にいわれていることを5つご紹介します。
(1)顔が小さい
顔が小さい人は、視覚効果によって、首が太く見えやすいでしょう。首そのものの太さは標準でも、顔が小さいことにより、見た目のサイズ感に影響を与えてしまいます。
角度によっても印象は変わりますが、どうしても気になるなら、写真を撮るときなどは、後ろ重心より前重心を意識しましょう。顔が前に出るので、首との見た目バランスを調整できます。
(2)筋肉質
筋肉質な首は、部分的に盛り上がって見えやすく、これが太さを感じさせる原因になっている可能性も。本来であれば、痩せる目的で始めていたとしても、首に負荷がかかるエクササイズをやりすぎてしまうと、想定外の筋肉が発達することもあり得ます。
(3)太っている
太っていると首まわりにも脂肪がつき、首が太くなる原因に。首は自分で意識をしないとなかなか動かしにくいパーツでもあるので、ダイエットを始めたとしても、一度ついた脂肪は落ちにくいでしょう。
(4)筋肉のこり
肩こりや首こりの影響で、筋肉が硬くなることもあります。ゴリゴリに悪化してくると、部分的に筋肉が盛り上がって、首が太く見えやすいです。
(5)甲状腺疾患
橋本病やバセドウ病などの疾患があると、甲状腺が大きくなって首が太く見えやすいです。体や顔は太っていないのに、首だけがやたら太くなってきたように感じる場合、甲状腺疾患を発症している可能性も否めません。速やかに病院を受診しましょう。
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3:太い首は日頃からこまめなケアで解消!その方法3つ
(1)首のストレッチ
むくみやこりが原因なら、ストレッチを習慣に。首まわりの筋肉をしなやかに整えることで、太い首の改善にも役立ちます。ただし1回のストレッチでは劇的な改善は見込めません。毎日コツコツとストレッチを続けることで、少しずつほっそりとした首に近づいていくでしょう。
(2)姿勢改善
首まわりをほっそりと見せるには、首の付け根から肩へのラインが華奢であることも重要です。そのため、日頃から肩こりしにくい姿勢をキープするようにしましょう。
(3)日常動作の改善
日常動作で、首の可動域が狭まっている人は、意識的に可動域を広げていきましょう。1時間に1回程度、普段は向かない方向を向いて深呼吸をするだけでも、可動域を広げる動作になります。
4:今すぐできる!太い首を細く見せる方法5つ
(1)髪型はサイドにボリュームを出すスタイルがおすすめ
首まわりを視覚効果で華奢に見せるなら、耳まわりや肩まわりにボリュームを出すヘアスタイルがおすすめです。巻き髪にするのであれば、外巻きにして、できるだけ髪の流れを外向きに。髪にボリュームが出るぶん、首がほっそりと見えやすいでしょう。
(2)Vネックで細見せ効果
Vネックのトップスは、首からみぞおちに向かって「V」のラインができることにより「縦」を強調できます。これにより、首を実際よりも長く、そして細く見せる効果が期待できます。
(3)スカーフを巻く
太い首は、大判のスカーフを巻いて、がっつりと隠してしまうのも一案。細長いリボン状のスカーフを首に巻いて、華奢に見せるのもテクニックです。蝶結びにするなどして、結んだ部分にボリュームを出すと、より首まわりがほっそり見えます。
(4)大きめのネックレスをつける
大きめのネックレスをコーデに取り入れるのも、首をほっそりと見せる視覚効果が狙えます。首にぴったりと巻きつくタイプではなく、ややゆとりがありながらも、首から離れ過ぎない程度のゆるっとしたデザインが最適です。
(5)大きめのピアスorイアリングを使う
耳まわりにボリュームを出すのも方法です。首から肩のラインに華奢な印象を強めるなら、フープピアスなど、丸型で大きめのものを選ぶといいでしょう。目線が大きめのアクセにいくことで、首まわりがほっそりとして見える視覚効果が狙えます。
5:まとめ
首というのは、年齢を重ねるにつれて「太くなってきた……」とコンプレックスを抱く人も多いパーツです。けれど、首が太く見える原因さえわかれば、改善を図るのはさほど難しくありません。もしも今、首まわりを華奢にしたいとお悩みならば、どんな要因がそうさせているのかを見極めることから始めてみてください。