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プチ断食のやり方とは?間違えると効果なし!半日や3日のプチ断食でプチダイエット
並木まきM.Namiki
目次
隠す1:プチ断食のやり方が知りたい!
断食とは、言葉通り「食」を「断つ」こと。もともとは宗教的行為であり、口にするものをなくす、あるいは特定のものだけにして、体の中から清めていくというもの。食べないのですから、当然痩せます。
そこから派生したのがダイエット目的のプチ断食。数日間、食を制限することで、確実に痩せることを目指します。
ただし、知識なく行ってしまえば、体に不調が起こることもありますし、何より反動でプチ断食後にドカ食いして元の木阿弥……なんていうことにも。
正しいやり方を知りたいところ!ということで解説していきましょう。
2:半日プチ断食のやり方ルール3つ
まずはライトな半日プチ断食から見ていきましょう。
(1)朝起きてから正午過ぎまで食事を抜く
半日だけのプチ断食は、朝起きてから正午過ぎまでの食事を抜くやり方が、最も一般的です。
朝食を食べず、昼食は正午を過ぎてから摂るというルールを守るだけのお手軽さですが、食べすぎた日や飲みすぎた夜の翌日などは特に、カラダを軽くするメリットが期待できるでしょう。
(2)水分は摂る
プチ断食中でも、水分はしっかりと摂るように心がけます。
プチ断食中は、胃に刺激を与えないためにも、糖分や炭酸が入っていない飲料が適しています。なのでベストなのは、ガスなしのミネラルウォーターや白湯。
これらの飲料なら、基本的に摂取に際する制限はありませんが、飲みすぎるとお腹を下したり腹痛を起こしたりする原因にもなりかねないので、半日で500ml〜1L程度を適量の目安にしましょう。
(3)昼食は胃に優しいものを軽めにとる
プチ断食が明けたあとの食事で、いきなり刺激の強いものを食べるのはNG。胃がびっくりして、不快感が出るリスクもあります。これは半日プチ断食でも同じこと。昼食には消化のいいものを選び、少量をゆっくり味わって食べましょう。
3:3日プチ断食のやり方ルール3つ
次に、断食の中で最もポピュラーな方法である「3日断食」について、こちらも基本的なルールを確認してみましょう。
(1)初日の夕食からスタート
週末などを利用して行う“3日間のプチ断食”は、週末休みなどの行うを成功しやすいです。なので開始日の昼食までは普通に食べて、夕食から断食をスタートするのがおすすめです。
翌日から本格的な断食に入る助走期間として、夕食は普段よりも軽めに済ませ、お腹にやさしい食事を選びましょう。
(2)2日目は朝食と昼食を抜く
3日プチ断食2日目は、朝食と昼食を抜いて過ごします。
前夜の夕食も軽めに済ませているので、お昼を過ぎたころからかなりの空腹感を覚える人も少なくありませんが、食事を抜くのはここまで。夕食は、軽めのものを食べて、復食期間に入ります。
この夕食が、プチ断食明け最初の食事となるので、カラダをびっくりさせないよう、消化のいいものを選び、また食べすぎには十分注意して、普段よりも少なめの量を摂るといいでしょう。
(3)3日目は軽めの食事で3食を
3日目は、きちんと3食を摂ります。
ただしここで、刺激の強いものやボリュームのある食事をしてしまうと、リバウンドが起きたり、体がビックリして不調を出したりしかねません。
3日目の食事は、朝・昼・晩ともに軽めかつカラダにやさしいものを選びましょう。
4:ヨーグルトだけプチ断食のやり方は?
「ヨーグルトだけプチ断食」は、2日間、ヨーグルトのみを食べるというダイエット法。
断食の前後には、味噌汁やスムージーなどを食べて胃腸を慣らす方法が主流です。また、水分は断食中もしっかり摂るのが基本。
ヨーグルトの乳酸菌効果が美腸にもアプローチし、お腹をスッキリさせたい人から支持されているプチ断食法です。
5:飲み物だけプチ断食のやり方は?
飲み物だけで行うプチ断食もあります。
半日だけのプチ断食の場合には、ミネラルウォーターや白湯などで水分だけを摂り、カラダを軽くしていく方法が一般的でしょう。
また、1日かけてのプチ断食となると、栄養不足にならないようスムージーを用いたプチ断食に人気が集まっています。
6:宿便が?プチ断食の効果3つ
(1)排便後、体が軽く感じる
プチ断食中は、普段よりも食べ物が体内にないことから、排便後に体が軽くなったと感じる人も少なくありません。また、人によっては「宿便が出た!」というように、腸内環境が整ったと感じる場合もあるようです。
(2)肌がキレイになったと感じる
プチ断食で、美肌効果を感じる人もいます。
日ごろから、油っぽいものを食べる習慣がある人であれば、そういった食品からの肌トラブルを軽減させることができるため、プチ断食後に肌の状態が上がったと感じやすいかもしれません。
(3)体重が減る
当たり前のことですが、普段より食事の量が減るため、体重自体が減ったことを実感する人は多いです。また、お腹が凹んだと感じる人もいます。
7:プチ断食のデメリットと注意点
メリットだらけに感じるプチ断食ですが、デメリットや注意点もあります。
本来、人間は必要な栄養を食事から摂取すべきもの。なので、極端な断食や過度な断食法によって、体調を崩してしまう人がいるのも事実です。
また、プチ断食は一時的に体重が減りますが、その後の食生活や生活習慣によっては、すっかり元に戻ってしまうどころか、反動でより食べてしまって、リバウンドするパターンも少なくありません。
8:プチ断食を上手に取り入れていこう!
プチ断食は、思い立ったときに気楽にトライしやすいのが魅力。
「ちょっと食べ過ぎちゃった」というときには、無理のない範囲でプチ断食を取り入れて、重いカラダを軽くできれば、ラッキーですよね!