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もう嫌だ、疲れた…助けて!自暴自棄になったときの自分の救済法
番長みるくM.Bancho
目次
隠す1:もう嫌だ…英語で言うと?
恋愛や仕事、人間関係に限界を感じたり、ストレスで息がつまる生活を送っていると、「もう嫌だ」と言いたくなりますよね。
もしそんな気持ちを英語で表現するとしたら、なんと言えばいいのでしょうか。どんなニュアンスで伝えたいかにもよって、英訳も変わってきます。
例えば、苛立ちが爆発しそうで叫びたくなったときには、「Nooooooooooo!」と語尾を伸ばすように叫びます。安野モヨコさんの大ヒット漫画『ハッピー・マニア』で、主人公のシゲカヨが絶叫していた「にょ~~~~!」ですね。
また、「もうこれ以上は許せない」や「これはダメ」というニュアンスなら、「No more」や「I’ve had enough」と表現できます。ちょっと怒ったように言う「enough!」でも伝わるでしょう。
一方で、対象になる物や人が嫌いで、その気持ちを表したい場合には、直訳の「I hate it」になります。
2:仕事や恋愛に疲れた…もう嫌だと思った瞬間エピソード
人間関係や仕事、恋愛などで嫌になるのは、どんな瞬間なのでしょうか?
(1)契約が取れない
「1日に5件の商談を入れて、休みなく働いているのに、なかなか思うように契約に結びつかないと、爆発しそうになります。上司からはノルマや売上の数字のことばかり言われるし、商談相手にも直前でドタキャンされたり、興味なさそうな態度を取られたりするのも日常茶飯事だし……。自分はいったい何のために仕事をしているんだろうって、一気に疲れが来ます」(Yさん・27歳女性)
(2)二股されていた
「彼氏のことが大好きで、家事をしてあげたり、誕生日には高価なプレゼントも送ったりして、とことん尽くしていました。
でもある日、見たこともないブランド物のネクタイを見つけたので問い質したら、別の女からもらったものだと発覚。二股をかけられていたようなんです。しかも、本命はそっちのほうで。お金も時間も愛情も全力で彼氏に捧げていたのに……ショックすぎてもう嫌だ~!ってなりました」(Cさん・25歳女性)
(3)浮気を疑う彼女
「同棲中の彼女が、俺のケータイをやたらとチェックしたがるんです。浮気や怪しい行動はないかを確認したいようですが、彼女ひと筋なので何もやましいことはないんです。ある日、仕事が忙しくてケータイを長時間見なかったら、着信と浮気を疑うようなLINEが何十通も来ていて、もう嫌だなって思いました」(Fさん・31歳男性)
(4)婚活に疲れた
「友達はみんな結婚していて、独身は私だけ。毎週末、婚活のイベントに参加しているんですが、なかなか希望の相手が見つからず、婚活疲れしています。いいなと思って、真剣交際を考えていた相手が妻子持ちだったときには、もう本当に嫌だーーーーーーっ!ってなりました」(Hさん・28歳女性)
(5)仕事量が多い
「転職して、今までより条件が良くなると思ったのに、結局、前職よりも仕事量が増えた分給料が上がっただけ。休日も持ち帰り仕事で休めません。ゴールが見えない仕事量の多さにうんざり。前の職場のほうがまだマシだったと気づいたときに、もう嫌だって叫びたくなった」(Sさん・30歳男性)
3:助けてと言えない…もう嫌だと思ったときに自分で自分を助ける方法10個
(1)深呼吸をする
まずは気持ちを落ち着かせましょう。とりあえずは深呼吸です。頭に血が上って、感情的になっていては、解決策を考えることもできません。
そして、冷静になったところで、今何が嫌なのかを、具体的に書き出してみましょう。そして次に、それがなぜ起ったのか、原因を突き詰めて考えていきます。そうした上で、その原因を潰すために今できることは何かについて、紙に書いてみるなど、文字にしてみましょう。
(2)贅沢なスイーツを食べる
甘くておいしいものを食べると、気持ちが落ち着くという人は多いです。つらいことに直面して、それを理解しようと頭を働かせすぎると、脳に必要な糖が不足してしまうのです。将棋の名人戦で棋士がケーキやブドウ糖を食べながら対戦しているのをテレビなどで見たことがある人も多いでしょう。
また、「私、絶対失敗しないので」の名ゼリフで有名な、米倉涼子さん主演の大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子』でも、難しい手術終わりに、大門先生がガムシロップを一気飲みするシーンがありました。
ちょっとした高級スイーツをしっかり味わいながら食べれば、脳も元気になりますし、贅沢な気分も味わえて、幸せホルモンが出てくることまちがいなしです。
(3)自分のいいところをリストアップする
もう嫌だと思うと、自己嫌悪に陥り、自分の欠点や失敗ばかりに気を取られるかもしれません。そんなときには、自分のいいところを再確認してみましょう。紙やスマホのメモなどに、自分の長所やいいところをリストアップしていきます。
どんな些細なことでもいいので、とにかく思いつくままに書き出してみるのです。「お年寄りに席を譲った」や「落ちているゴミを拾った」など、その日にした善行を書き出すのもいいでしょう。「自分はいい人間だ」と自分で思えることが重要なのです。
(4)すぐに結果がでる単純作業をする
とにかく全部が嫌だ、となっているときというのは、思考回路が停止している状態かもしれません。自分自身、頭の中が整理できず、何をどうすればいいのか、問題点や解決策などがわかっていないため、わーとなっているのです。
そういうときにおすすめなのが、食器洗いや窓拭き、キッチンコンロや床の掃除といった、無心になってできて、かつ、やればすぐにいい結果が出る作業。とくに食器洗いは、「泡やお皿を感じながら慎重に洗うと精神的にいい」という感覚的経験の重要性を意識ながら行うと、精神的な緊張が減り、インスピレーションが上がるという心理学の臨床実験結果もあります。
それに、単純にピカピカになると気持ちがいいですよね。その気持ちよさは、心のもやもや解消を手助けしてくれます。
(5)マッサージやスパに行く
自分の心と体を癒やす時間をもつことも重要です。マッサージやスパに行って、体のコリがほぐれると、気持ちも安らぐかもしれません。
マッサージの種類はどんなものでもいいでしょう。アロマオイルの香りをかぎながら、リラックスができるオイルトリートメントを使ったマッサージでもいいですし、体の調子を整えたり歪みを矯正する整体やカイロプラティックでもよさそう。自分でやってもいいのですが、「人にしてもらう」ということも、自暴自棄になっているときには重要なポイントになります。
(6)ゆっくり休息を取る
もう嫌だと思っているときは、精神的に余裕がないことが多いです。連日仕事で休みが無かったり、自分の時間がもてなかったり、締め切りに追われていたりで、ストレスが極限まで溜まっているのです。
どうしようもない状況にまで追い詰められたら、思い切って休みを取ってしまいましょう。のんびりした時間を持てば、気持ちも落ち着いてくるものです。
(7)信頼できる人に話を聞いてもらう
信頼できる人に悩みを打ち明けたり、相談するのもアイデアです。誰も味方になってくれない、恥ずかしくて人には言えないという悩みでも、勇気を出して、親身になってくれる家族や、腹を割って話せる友達、口の堅い親友などに話してみると、解決策が見つかるかもしれません。もちろん、カウンセリングなど、プロを頼ってもいいでしょう。
誰にも話せずに自分の中に悩みを抱えていると、どんどん気持ちが追い詰められていきます。もし解決策が見つからなかったとしても、誰かに話すことで気持ちが軽くなるということもあります。
(8)ハードな運動をする
一旦、目の前の仕事や作業をやめて、体を動かしましょう。なるべくハードな運動がおすすめです。例えば散歩などの軽いウォーキングではなく、全力で短距離を何本もダッシュしたり、長距離のランニングをしたり、重い負荷をかけてきつい筋トレをしたり。もちろん、体が健康であるということが大前提です。心臓などに疾患がある場合にはやってはいけません。
ハードな運動をすると息が上がり、体がつらくなるため、悩む余裕がなくなります。無心になって運動をしているうちに、頭がスッキリして、今まで大きく感じていた悩みもさほど深刻ではないように感じてくるでしょう。
(9)専門家・先人の知恵を借りる
深刻な問題が起きてしまい、解決策が何も出てこないと、もう嫌になりますよね。すべてを投げ出したくなるかもしれません。そんな、自分の知識と考えだけではどうしようもないような問題が起きたときには、専門家の知恵を借りましょう。
ネットで調べてもたいした答えが出てこないというときほど、助けになるのが書籍です。ビジネス書や心理学を優しく読み解いた書籍などを読み漁ってみてください。賢人や偉人の伝記もいいでしょう。自分と同じような悩みを抱えたときに、どのようにして解決をしたのかを調べるのも有効です。
(10)週末逃避行
自分の思いどおりに物事が運ばず、もう嫌だと思ったときには、そんな生活から逃げ出してしまいましょう! スーツケースに必要なものを詰め込み、乗り物に乗りましょう。飛行機でも新幹線でもタクシーでも! 国内、主要都市であればならなおさら、大抵のものは売っていますから、荷物を持たずとも、お財布さえあれば身ひとつでもなんとかなります。
「いやいや、仕事もあるし、そんな無責任なことはできない」というのであれば、週末でも1泊でも、とにかく「つらくて嫌なココ」ではない場所に旅に出るのです。極寒の地よりは、暖かい場所のほうが気持ちが開放的になるのでおすすめです。そして、ボーッとしてみましょう。場所が変わるだけでリラックス度が変わるということも多いのです。
普段は仕事に追われて、心の声に耳を傾けることが難しいかもしれませんが、自然の多い場所でのんびりと時間を過ごせば、本当は自分自身がどう感じているのかに気付くこともできますよ。
4:「もう嫌だ、こんな生活……」そんな毎日から抜け出す秘策5つ
(1)SNS・ネットを見ない
SNSなどで、他人の充実している投稿を見るたびに劣等感を抱き、自分の今の生活に嫌気が指しているのであれば、それらを見なければいいだけ。スマホを見る時間を、最低限まで減らしてみましょう。
スマホは仕事でも使うので、うっかり目に入ってしまうという場合には、とりあえず、インスタのアプリアイコンを、トップ画面の後ろのページに移動させ、ポップアップ通知も解除しましょう。Twitterやfacebookはインターネットでも見られるので、スマホからアプリを削除するのもいいでしょう。
(2)人間関係を整理する
自分を取り巻く人間関係に問題がある場合には、ストレスを感じる友達や知り合いとはなるべく連絡を取らないようにするなど、人間関係を整理しましょう。
例えば飲み会やお茶などに誘われても、3回に1回くらいしか行かないようにする、電話やLINEが来てもすぐに対応しない、話しかけられても時間があるときにしか対応しないなど、いつでも愛想良くすることをやめることで、離れたい人とは自然と離れることがでるでしょう。
(3)部屋を掃除し、いらないものを処分する
居心地の悪いインテリアや散らかっている部屋の中にいると、気持ちが落ち着かずにストレスも解消しにくくなります。
不要なものを処分し、部屋を清潔な状態にしましょう。目の付く場所に余計なものを置かないことをルール化し、棚や引き出しなどの収納に入るだけの量に減らすようにします。
(4)のんびりする休日を作る
仕事や趣味が忙しすぎて、心も体も疲れ切っているのは休日を取っていないからかもしれません。仕事は休みでも、休日に目一杯予定を詰め込んでいると、休みを取っていないことと同じです。
今の生活が嫌だと感じたら、すべきことを増やすのではなく、しないことを決めていきましょう。しっかり休むことで普段の生活をエネルギッシュに活動することができます。
(5)仕事を辞めて休みを取る
今の生活がもう嫌だと逃げ出したいなら、仕事を辞めてしまいましょう。
とはいえ、仕事を辞める前に、なぜ仕事を離れたいのかという原因を明確にし、自分自身で納得しておくことは重要です。勢いで仕事を辞めると、あとあと仕事を辞めたことを後悔してしまう可能性が高くなります。
会社員の場合、退職を申し出る期間は、就業規則によって定められています。引き留めにあうかもしれませんが、本当に辞めたいのであれば、自分の気持ちが変わらないことをしっかり伝えるべき。会社員であれば、退職する権利は法的に認められているものです。
5:自分のことがもう嫌だと思ったときには?
自分自身のことがもう嫌だと思ってしまうこともあるでしょう。
そんなときは自暴自棄にならず、何が嫌なのか、どういう自分だったら好きなのかを明確にするべく、分析をしましょう。そして「自分が好きな自分」になるためにできることを考えていきましょう。
自分で立てた目標や計画が守れないなどで自分のことを信じることができず、自分に期待できなくなったという場合には、どんな些細なことでもいいので、自分が決めたことを守る経験を積み重ねていくように。そうすれば、自分のことを少しずつ好きになれるようになるでしょう。
6:家族がもう嫌だと思ったらどうする?
もし親や兄弟、親戚、配偶者など、家族に対してもう嫌だと思ってしまうこともあるかもしれません。特に最近、家族関係の悪化が、社会問題や事件に発展するようなケースも増えています。
まずは話し合いをもちましょう。家族だから、余計に話しづらいこともあるかもしれませんが、それでは関係は悪化するばかり。
話しても解決しない場合には、適度な距離を取りましょう。一緒に住んでいるなら、会わなくていいように家を出て、連絡がきても対応しないようにします。暴力的なことをされるのであれば、自分自身でなんとかするのではなく、警察や弁護士などの専門家に対応をお願いしましょう。
子どもが嫌だという場合には、その子供が成人の場合には、上と同様です。子育て中に子どもが嫌だと思ってしまった場合には、子育て支援サービス等の相談窓口を利用するのも手段です。ひとりで抱え込まず、悩みすぎて深刻になる前に、とにかく誰かに相談することが重要です。味方になってくれる人は必ずいます。
7:変化を求めるなら、手放すことも大事
もう嫌だと思う生活や仕事、恋愛や人間関係があるなら、それを手放すことも大事です。今の生活を変えようと思うと、趣味を増やしたり、自分磨きを初めたりすることもいますが、結局休む時間がなくなってよりストレスを感じるだけです。しないことを決めることによって、豊かな生活が手に入るでしょう。
【参考】