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30なんて一番若い!「ニューヨーク婚活留学」が楽園らしい【前編】
三井さおりS.Mitsui
「結婚はまだなの?」「いつ落ち着くの?」
30歳を過ぎると四方八方から聞こえてくるこんな声。まったく結婚の気配がない人は、ちょっとマズイのでしょうか。
「日本だとアラサーとかアラフォーとか言われて本当にかわいそう。こっちでは30なんて一番若いですよ」とは、NYの情報サイト『NY女子会』を運営する涼川杏さん。
もしや、30オーバーに手厳しいのは島国JAPANだからなの? NYの恋愛事情を知り尽くす涼川さんに詳しく伺ってみました。
■1:むしろ女は30から
「日本はロリコン社会で、“30になると女は終わりだ”なんて言われますが、成人女性が制服を着るなんてこっちではありえないこと。いかに若くしてみせるか、なんて誰も気にしていません。
NYには美人で優秀な高学歴キャリアウーマンが本当に多いです。男性も年齢ではなくその人個人をちゃんと見ているので、自立したら海外に来るのはいい選択肢だと思います」
恋に年齢は関係ない、を地でいくのがNY。年の差カップルも多く、実際40代でNYに渡り20代の超イケメンをゲットした日本人女性もいるんだそう。
■2:バツ3もザラ
「よくも悪くもセカンドチャンスに強い国。その人個人を見ているので、アラフォーだろうがバツ3だろうがチャンスはあります。
ただ、“違う”と思ったら我慢しないのでその分離婚も多いです。恋愛も個人主義ということですね」
実力勝負の国だけあって、恋愛も中身で勝負するのが基本。本当に自分の内面を見てくれる人と出会いたい、と考える人にとっては魅力的ですが……。
「良い人と出会いたければ、まずはあなたが素敵な人となる必要があります。外見しか魅力として持っていないと、それ目的の異性しか来ません。お金しか持ってないと、それ目的の異性しか来ません」
はい、ですよね。精進します。
NYは年齢に寛大だということがわかりましたが、結局問われるのは中身。こればっかりは世界中どこへ行っても変わることはなさそうです。
【取材協力】
※ 涼川 杏(すずかわ あんず)・・・NY在住7年。ニューヨーク生活を楽しむ日本人女子のための情報サイト『NY女子会』運営。NYの恋、お金、美をフリースタイルでつづった「婚活日記」も絶賛連載中。引き合わせたカップルは数知れず、合コン事情にも詳しい。日本に住む多忙な女性のための“ニューヨーク婚活ツアー”も開催中! お問い合わせはcontact@nyjoshikai.netまで。
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