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たちが悪い人の特徴とは?たちが悪い人の見抜き方7つ
並木まきM.Namiki
1:「たちが悪い」とは?
「たちが悪い」のたちとは、「質」と書きます。辞書によるとその意味は、
1 生まれつきもっている性質や体質。資質。「辛抱強い質だ」「日焼けしやすい質」
2 物事の性質。「いたずらにしては質が悪い」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
となっています。
つまり、「たちが悪い」という場合、性格や資質がよくないという意味です。そんなたちが悪い人とは、恋愛でも仕事でも関わりたくないですよね。間違って親交を深めてしまうと、自分にとばっちりがくる場合も少なくありません。
2:たちが悪い人の見抜き方7つ
(1)自己中心的
「ひと言で言うと“自己チュー”ってやつですね。自分さえよければいいんだっていう行動が目立つ人。そういう人と関わると、だいたいこっちに火の粉が飛んできます。だから、自己チュー発言をする人には、それとなく壁を作るようにしています」(34歳男性/地方公務員)
(2)利己的
「とにかく、自分の利益になることとか、損得でしか物ごとを見ていないのがミエミエな人は、男女問わず、たちが悪いですね。
私のまわりにもいますけど、口が上手い人が多いから、最初はこっちも得かな?なんて思っちゃって仲良くしちゃうんですけど、だんだんと人が離れていきますよね。結果的には友達が少ないタイプが多いかな」(36歳女性/メーカー勤務)
(3)他人の気持ちがわからない
「他人の気持ちがわからない人って、関わると無駄に嫌な思いをさせられますし、そういう人を“たちが悪い”って言うんだと思います。悪気なく他人を傷つけたり、結果として陥れたりするから、本当に厄介ですよね。恋愛の相手がこのタイプだと、最悪です。
友達だとしてもこういう人は面倒だし、男女問わずに、“この人、もしかして……”と思ったら、深入りしないのがベストだと感じます」(33歳女性/ネイリスト)
(4)ずるい
「自分の立場をよくするために同僚をのことを平気で売ったり、手柄を横取りするような人は、たちが悪いと言えると思います。上司には媚びるくせに、陰では“あんなのチョロイ”などと悪口を平気で言えるようなタイプ。
そういう人って、口もとはニヤニヤしているんですけど、狡猾な目をしているんですよね。目だけ笑っていない、みたいな」(38歳男性/経営)
(5)根が意地悪
「根が意地悪な人って、本当にたちが悪い。誰かが困っていたり、悲しんでいたりするのを喜んで見ているタイプ。人としてどうかと思います。
でも、たちが悪い人はそもそも感覚が違うんだろうから、そんなふうに思うものじゃないって正論を言っても、論破しようとしてくるんです。しゃべっているだけで疲れるし、なるべくなら関わりたくないです」(32歳女性/美容師)
(6)トラブルメーカー
「その人が関わると、なぜかトラブルが起きるっていう人は、たちが悪い部類だと思いますね。本人が自ら問題をつくって、何かと引っ掻き回す人にも多い気がする。一度でもそんなことがあれば、この人はたちが悪いタイプの人間だってお思って距離を置きます」(40歳男性/専門職)
(7)常識がない
「いわゆる常識がない人は、たちが悪いですよ。って言っても、常識は人それぞれだから、この定義自体が曖昧かもしれないけど……。僕自身は、仕事でもたまにそういう人と出会います。けど、共通の言語もなければ前提も違うから、話が噛み合わない上に、仕事がスムーズに進まない。
対処しようと思っても、相手が想定外の行動に出てくるので、関わらないのが一番ですよ」(41歳男性/経営)
3:「たちが悪い」は漢字でどう書く?「立ちが悪い」は間違い!?
上でも説明しましたが、「たちが悪い」は、漢字で書くと「質が悪い」です。
スマホやパソコンの変換では「立ちが悪い」や「達が悪い」なども出てきますが、これらの漢字で変換するのは誤りです。「立ちが悪い」「勃ちが悪い」なんていったら、完全に下ネタですからね。要注意です!
また「タチが悪い」と、カタカナを用いて表記する人も少なくありません。
4:「たちが悪い人」には気をつけよう!
恋愛でも仕事でも、たちが悪い人と関わると、損をしたり傷つけられたりするのは自分です。少しでも思い当たるところがあったならば、警戒心をもって接したほうがいいでしょう。
その後、大きな問題が起きたとしても、距離を置いていれば最小限の被害ですむはずです。