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物欲の意味は?物欲を抑える方法と物欲がない人を喜ばせる方法
EmaEma
1:物欲の意味は?
「物欲」とは、「物やお金を自分のものにしたい!」という強い欲望を指します。
この欲望が故に、自分のことを好いてくれる異性におねだりするなど、他人を頼りに「自分が欲しいもの」を手に入れる方法を考える人もいます。
一方で、自分の身の丈以上の出費をカードでしてしまったりと、限度がわからなくなってしまう人もいます。
「物欲」と聞くと、どちらかというと悪いイメージにとらえる人も多い印象がありますよね。
(1)英語で言うと?
物欲は「material desires」と表現されます。「material」は物質や材料、「desires」は欲望を意味します。
「私はあまり物欲がない」は「 I don’t have much material desire.」。
「どうやったら自分の物欲が満たされるんだろう」は「I don’t know how I can satisfy my material desire.」となります。「物欲」は世界共通で理解できるテーマのようですね。
(2)「物欲センサー」や「物欲ガジェット」という言葉もありますね
「物欲センサー」とは、ゲーム用語で「プレイヤーが欲しいアイテムを検知されて入手困難になってしまうという状況」を冗談めかしていう言葉のようです。SEGA発売のオンラインゲームから生まれ、使われるようになったようですね。
また「物欲ガジェット」というのは、『物欲ガジェット.com』というサイトのこと。スマホ、タブレット、パソコン、家電の情報配信とレビューなどが掲載されています。
「物欲」というワードは、このようにいろんな使われ方をされているみたいですね。
2:物欲がない人の心理・特徴4つ
では、ここからは物欲がない人についてお届けします。筆者が思う、物欲がない人の心理・特徴はこの5つ!
(1)物質ではなく、目には見えないものが欲しい!
つまりは、ハイブランドのバッグや靴なんかよりも、大事なものがあるという人。例えば、「目には見えないけど、好きな人からの愛だけが欲しい」という精神的な欲求を持っていたり。最初は何かを得るために必死に働き、お金を十分に自分の力で稼げるようになった人に多く見られがちです。
物だったら自分で買うことが可能なわけです。しかし、それが満たされると、お金では買えないものへの価値に気がつくのではないでしょうか。
(2)行動するのがめんどくさい
何か欲しいものがあるのならば、それを得るために、自分で働くなりしなければならないですよね。自分で働かないにしても、少なくとも誰かにねだらなくては、手に入りません。
ただ心の中で願っただけで、空からふってくればいいのですが、そういうわけにもいかないので行動が必要になります。
その行動すら、「めんどくさい」が勝ってしまう人もいるわけです。
(3)物欲がある自分を否定
「物欲のある自分なんて受け入れられない」と理由をつけて、何も願わないようにコントロールしてる人、いますよね。
「自分よりも、他人の幸せを願いたい」「その方が自分も幸せになれる」という人もいれば、「自分なんてものをもらう価値はない」と自己否定してる人もいます。
考え方、捉え方は人それぞれですが、これらは物欲をマイナスなイメージで捉えている人の考え方です。
(4)ひたすら我慢
小さなときから、我慢を身につけてきている人たちです。何か願っても、手に入れるのが不可能だったために、「諦めなくてはならない」ことが当たり前。
そんな環境は、「心底欲しいものが手に入るかもしれない」という期待を打ち消してしまいます。
「いくら願っても、無理なものは無理」と自分で答えを先に見つけてしまう習慣を持っているのです。
3:物欲を抑えるには?抑える方法5つ
では、続いては「物欲がある人」について、その物欲を抑える方法を知りたい!という人もいるかもしれませんね。
そこで、物欲を抑える方法を5つ考えてみました。
(1)違うことに神経を注ぐ
今、自分が置かれている環境に埋もれないように、もう少し長い目で人生を見て心に余裕を持つことが大切です。
今まで側にあっても気がつかなかった美しい景色やキラキラしたものに気づくかもしれません。「今」に集中しすぎているがために、物質的なものに固執している場合もあります。心の満足度は、決して「今」だけでは、はかることはできませんからね。
(2)身近な人の幸せを願う
例えば、友人の結婚式やバースデーなど。身内の誰かを祝う機会は多々ありますよね。そんなときに、率先して小さな贈りものをあげたり、お祝いする計画を自ら立ててみたりするのは、どうでしょう?
自分を満たすこと以上に他人の幸せな空間を作ってあげようという気持ちが、物欲を抑えることにつながるかもしれません。「誰かに与える幸せって、こんなに幸せなことなんだな」と気がつくはずです。
(3)変化ばかりを求めない
これを手に入れれば自分は変わることができる、もっと綺麗に、もっとかっこよくなれる。そんな「精神的な欲求」を埋めるための物質的欲求ってあると思うんです。
その場合、自分が変化することでもっと人が集まってきてくれる、もっとモテるなど、頭の中での空想が広がっています。
インスタグラムで自分の理想の世界を作り、「人に認められたい」とする気持ちは、とてもわかりやすい例だと思います。例えば、ハイブランドに身を包んだ“自分”をアピールしたり。
でも、このような「自分の変化」を求めすぎることが、物欲につながっているのでは?と筆者は思います。
(4)貯金をこころみる
物で自分を満たすのは自分のため。同様に、貯金だって自分のためです。ただ、そのときに見える楽しみか、あとから見えてくる楽しみかの差がありますよね。
貯める「お金」も物欲に含まれますが、先のことを考えて「何かを我慢する」というのは、自分との戦いです。そういう意味では、貯金も物欲を抑制するトレーニングなるのでは?
(5)自分へのご褒美を我慢してみる
最近、彼氏とうまくいかないけど、うまくいかせようと頑張っている自分にご褒美! 1週間仕事を頑張ったご褒美!など疲れた自分を褒めるために、その気持ちをものに変える前にひと呼吸!
その“自分へのギフト”を少しお休みしてみませんか?
確かに、自分の頑張りは誰かに褒めて欲しいものです。その気持ちをもので解消するのではなく、「褒めてくれる人を探す」ことで解決してみてはどうでしょうか?
4:物欲がない人を喜ばせる方法5つ
「物欲がない」彼氏や友人や家族。そんな人たちを喜ばせたい!というときは、どんな方法が効果的でしょうか?
好みは人それぞれですが、5つのアイディアをお届けします。その人にぴったりの方法が見つかりますように!
(1)日常的に使えるものをプレゼント
些細なものでいいんです。仕事で使えるちょっと高級な万年筆だったり、とっても美味しい牧場のアイスクリームを取り寄せるのもいいですね。
何か日常的だけど、ちょっとこだわったものなら、嬉しいはずです。そうした、日常生活にプラスできるものは、使い道に困ることもありません。深く考えずに、使えるものがポイントです!
(2)思いっきり一緒に遊べる空間
相手が「何もいらない」というなら、思いっきり一緒に楽しんじゃいましょう。少し引き気味な性格であるなら、なおさらです。「ひとりで楽しんできてね!」ではなく、一緒に自分もはじけてあげましょう!
遊園地や山や川など、アクティブに身体を動かせるところが良さそうですね。そうしたイベントをプレゼントするのも心に残る素敵なプレゼントです。
(3)少しリッチにいただく美食空間
物欲がない相手には、とびっきりおいしいものをプレゼントしちゃいましょう。
自分だったら、こんなにお金を費やす気にはなれないようないいレストラン。でも相手のためであったら意外とできちゃうものです! おいしいものを食べて、喜ばない人なんていません。
欲しい、欲しくないではなく、感じるものです。美味しいプレゼントって素敵ですよね。
(4)おもいきって、旅行!
本当に親しい間柄であれば、旅行はとってもおすすめです! 一緒にいられる時間を感じながら、これまであまり足を踏み入れることがなかった場所に行き、一緒に堪能することができます。
欲しいものがない人にはぴったり。欲しがってもいないブランド物を無理やりあげるより、よっぽど価値があるものに感じることでしょう。はずさないギフトなのでは?
(5)癒しのプレゼント
両親や、兄弟など、いつもお世話になっている人には気持ちを伝えて喜んでもらいたいですよね。
健康を願い、身体が休まるプレゼントは、いかがでしょう。エステチケットやお家で使えるバランスボールやマッサージチェアなど。そういった癒しグッズは近年どんどん進化をとげて、新しいものが続々と発売されているので、要チェックです!
5:『物欲なき世界』という本もあります
菅付雅信さんが書いた、ビジネス本『物欲なき世界』という本があります。物欲をテーマに書いてきましたが、この本では「なぜ人々は、ものを買わなくなったのか?」について追求しています。
この記事では「物欲がない人」にも触れてきましたが、物欲が低下する先進国のトレンドから資本主義の未来をわかりやすくまとめています。
物欲をテーマに見えてくる世界って、とても興味深い! これまで、考えることのなかった視点を学べそうです。
6:まとめ
いろいろと書いてきましたが「物欲」って、一概に良い悪いって判断しにくいと思います。
時には、自分への励みにもなるし、モチベーションのひとつになることだってあります。純粋に欲しいものが手に入ったときのハッピーな気持ちって悪いこと?と聞かれたら「そんなことない」と言ってしまうでしょう。でも、逆に行きすぎた「物欲」は悲惨な状態をまねくことも珍しくありません。
だから、そこはバランスをとるのが大事。自分でうまくコントロールする必要がありそうです。自分の「物欲」とは上手に付き合っていきたいですね。