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CCクリームは便利!「お得テク8選」BBクリームとの違いは?
並木まきM.Namiki
1:CCクリームって、どんなときに使うの?
みなさんは「CCクリーム」を使ったことはありますか? ほどよいナチュラル感を出したい日のメイクに、大重宝する存在です。最近では、ドラッグストアでもたくさんのCCクリームが売られているので、一度は手に取ったことのある女性も少なくないのではないでしょうか。
「興味があるけれど、まだ使ったことがなくて……」という人もきっといますよね。「BBクリーム」と似たものでしょ?と思っている人も多いかもしれません。
確かに似ていますが、「CCクリーム」と名前が異なるくらいですから、当然別物です。
(1)BBクリームとの違いは?
「CCクリーム」と「BBクリーム」の大きな違いは、「カバー力」です。
配合されている成分はほぼ同じで、メーカーによってやや異なる程度。どちらも“下地”として使える製品ですが、CCクリームのほうがより薄づきのものが多く、下地的に使うのに適しているものが多いです。
他方、BBクリームは重めなテクスチャーでつくられているものが一般的。なので、ファンデーション代わりとしても使用できます。
昨今では、BBクリームもCCクリームも美容成分が入っているものが多く、具体的に配合されている成分はメーカーによって個性があるので「今の自分に必要な成分」でセレクトするのもアリです。
(2)実はとても便利なCCクリーム
CCクリームってとっても便利なコスメ。上述したように、ファンデーションの代わりとまではいきませんが、塗るだけでいい感じにお肌のアラをごまかしてくれます。
これは、すっぴんのような軽やかさで素肌をよりきれいにみせてくれるということ。また、下地として使えば、ファンデーションのノリもよくなり、補正効果も得やすいのです。
2:CCクリームのお得テク8つ
というわけで、じゃんじゃん「CCクリーム」の魅力に迫っていきましょう。
ここからは、CCクリームにまつわるお得テクを8つご紹介します。
(1)パーツフォローに使う
ファンデーションをつける前に、“くすみ”や色むらが気になるパーツだけにトントンと指で伸ばすようにしながらCCクリームを塗ると、高い顔色補正効果が期待できます。
CCクリームを顔全体に均一に塗るよりも、自然な仕上がりになりますよ。
パーツフォロー使いは、すっぴん肌を美肌に見せる小ワザとしても、覚えておいて損はありませんよ~。
(2)指やコンシーラーブラシで塗る
CCクリームを塗るときにスポンジを使うと、ベタッとした仕上がりになりがちです。
なので、CCクリームを塗るときには、指の腹やブラシを使ったほうがベター。
ブラシは、コンシーラー用の平べったい形状のものを使うと、薄づき、かつ均一に塗りやすいです。
(3)BBパウダーとの組み合わせで透明感UP
CCクリームをファンデーション代わりに使う場合には、CCクリーム単体だと、少し物足りない仕上がりになりがち。
そこで便利なのが、CCクリーム×BBパウダーの合わせワザです。ファンデーションの代わりに、BBパウダーを使うのです。
CCクリームがもつ透明感とBBパウダーの程よいカバー力が組み合わさることで、より自然な仕上がりが期待できます。
(4)日焼け止め効果のあるものを選んでスキンケアも
CCクリームを使うならば、筆者のオススメは断然、日焼け止め効果のあるものです。
夏場の新製品にはUV対策を謳ったCCクリームが一般的にはなっているものの、SPFやPAの表記がないCCクリームもありますので、購入前にパッケージをチェックすると安心です。
下地としてCCクリームを使う際には、「上から塗るファンデーションで、日焼け止め効果を狙えばいいよね?」とも考えがち。ですが、昨今の強い紫外線を考慮すると、CCクリームにも日焼け止め効果が入っているほうが、より安心です。
(5)仕上がりが物足りないときにはBBクリームと混ぜてみる
CCクリームを買ってみたものの、「やっぱりカバー力が低すぎるし、使い道がないです」となってしまう人もいるかもしれません。
そういう場合には、BBクリームと混ぜ混ぜして使ってみてください。
簡単なのは、同量を混ぜ混ぜしたものを顔全体に均一に塗っていく方法。カバー力を高めたいならBBを多めに、透明感を出したいならBBを少なめに、と付ける場所に合わせた配合にすると、ナチュラル感が高まります。
(6)明るすぎる場合には、ハイライトとして使う
CCクリームはBBクリームに比べて色みが明るい仕上がりになるものが多いです。なので、「CCクリームを塗ると、白浮きしちゃう!」と感じたことのある女性も少なくないかも……。
どうしても「自分の肌には明るすぎる」と感じる場合には、いっそのこと、ハイライターとして、目のまわりや頬の高い位置だけに塗り込むという方法で使い切るのもアリです。
(7)CCパウダーとセットで使ってみる
CCクリームで仕上げた肌のナチュラルな質感に慣れないうちは、CCパウダーとの併用でデイリーメイクを楽しんでみるのもオススメ。
パウダーを重ねると、クリームだけで仕上げたときよりも、“しっかりとメイクしました感”が出て、オン仕様のメイクにも使いやすくなります。
また、白っぽい仕上がりを避けたい場合には、自分の肌色と同じ色味のCCパウダーを選びましょう。
(8)メイク直しで活用する
CCクリームには美容成分がたっぷり配合されているものが多いです。なので、メイク直しで活用し、“みずみずしい肌”を演出するアイテムとしても重宝します。
メイク崩れが気になる箇所に薄く重ね塗りすると、その高い保湿力のおかげで“うるおい感”が増したかのような肌感が狙いやすい♡
3:おすすめCCクリーム 8選
さて、ここからはオススメのCCクリームを一般社団法人時短美容協会代表理事の筆者がご紹介していきます。
「どれを買えばいい?」と迷っているならば、仕上がりのちょっとした違いからチョイスしてみてください。
(1)『アトモスフィア CC クリーム』(SK-Ⅱ)
「SPF50、PA++++」と、高い紫外線抑止効果を備えている実力派のCCクリーム。
肌のキメを整えつつ肌色をトーンアップさせていく仕様なので、使い続けるとスキンケアをしているような効果が期待できます。
カバー力もCCクリームとしては高めなので、BBクリームやファンデーションの代わりに使いたい人にも重宝するCCクリームだと思います。
(2)『ミネラルCCクリームN』(オンリーミネラル)
よりナチュラルな仕様のCCクリームを探している人にオススメなのが、オンリーミネラルから発売されている『ミネラルCCクリームN』です。
これ1本でベースメイクが完成するよう考えてつくられている製品なので、下地としてだけでなく、ナチュラルな仕様のベースメイクを演出したい日にも便利です。
白浮きを避けるつくりなので、他のCCクリームで「真っ白になっちゃった!」という女性も、一度試してみる価値があるCCクリームでもあります。
(3)『CC ベース モイスト』(エスプリーク)
プチプラながらも、本格的なメイクアップコスメとして使えるCCクリームです。
同シリーズからは他にもCCクリームが出ていますが、この「モイスト」タイプは、特に保湿にフォーカスした仕様なので、乾燥が気になる女性におすすめ。
さらに「CCクリームはカバー力がない」という一般論を覆すかのような、毛穴カバーのアプローチも得意なCCクリームです。
(4)『UV下地CC』(パラドゥ)
まるで美容液のような柔らかいテクスチャーで、CCクリームとは思えないほどのカバー力が魅力的な商品。
化粧崩れした肌に直接塗り込むことができるので、お直しコスメとして、高い実力を誇っています。
プチプラかつコンビニで手軽に買えるので「今日、メイクグッズを忘れてきちゃった!」というシーンでも手に取りやすいです。
余談ですが、筆者もこの『UV下地CC』が手放せなくなっていて、ポーチにスタメン入りさせています。
(5)『ピーチチェンジベース CC』(マキアージュ)
ドラッグストアで買えるCCクリームとしては、かなりリッチな使い心地のCCクリーム。
“くすみ”や色むらを整えてくれる実力が高めで、なめらかな肌感に調整してくれる効果が期待できます。
肌全体の血色をトーンアップしてくれるので、肌が疲れているときや顔色が悪い日のメイクに仕込む使い方もオススメです。
(6)『ミネラルCCクリーム NM』(毛穴パテ職人)
ドラッグストアやバラエティストアで買える本格的なCCクリームで、毛穴へのカバー力が高いことからも人気があります。
たるみ毛穴や角栓毛穴など、毛穴をカバーしつつナチュラルな肌感を狙いたいシチュエーションでは、一度試してみていただきたいCCクリームのひとつです。
(7)『ミネラルベース CC』(インテグレート)
ドラッグストアで買えるプチプラコスメながら、本格的でリッチな使い心地のCCクリームです。
カバー力はそこまで高くはないものの、塗るだけで透明感を上げてくれる仕上がりが特徴で、SPF30、PA+++とUV対策もできる仕様。なので、デイリー使いのCCクリームとしてもオススメします。
(8)『薬用ホワイトニングCCクリーム』(トランシーノ)
美白有効成分の「トラネキサム酸」が配合されている上に、SPF50、PA++++と高いUV対策仕様になっている「焼きたくない!」な人にオススメのCCクリームです。
なめらかなクリーム状なのでお肌に伸ばしやすく、ベタつきにくいです。
初めてCCクリームを使う“CCクリーム初心者”でも、ファンデーションと同じような感覚で使いやすい商品だと思います。
4:CCクリームを使いこなして美肌を目指そう♡
コスメの世界は数年前と比べると、驚くほどの進化を遂げている昨今。
CCクリームを使いこなすことができれば、より狙い通りの肌を手に入れることだって難しくありません。
ナチュラル仕上げ、カバー力重視、スキンケア効果を重視したうるおいのある肌など「なりたい肌感」によってCCクリームを選べば、きっと高い満足感を得られるはず!