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雨で頭痛がする人は多い?雨による頭痛・吐き気への対処法
月野 はるH.Tsukino
1:雨で頭痛や吐き気・めまいがすることある?
朝起きたらなんとなくだるい。頭も痛いし、ちょっと気分もよくなくて……。カーテンを開けたら「あ、雨だ……」と気づいて。
そんな雨の日の憂鬱な症状……みなさんは感じたことありますか?
今回『Menjoy!』では、20~40代の男女500名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「雨の日に、頭痛や吐き気、めまいなどを感じることありますか?」という質問をしてみました。
結果は、以下のとおりです。
ある・・・154人(30.8%)
ない・・・346人(69.2%)
約3割もの人が、雨の日につらい症状を感じていることが判明しました。秋の長雨や梅雨の季節など、雨が続く時期はとっても大変ですよね。
2:低気圧でだるい…雨で起こりやすい症状5つ
雨の日に起こりやすい症状を、経験者から聞いてみました。
(1)頭痛
「雨の日はとにかく頭痛がひどくて困っています。鎮痛剤を飲んでなんとか耐えているのですが、あまり飲みすぎるのもよくないかなと思って、不安になりますよね……。だから試験や面接なんかの大切な日は、頼むから晴れてくれって祈っています」(Mさん・21歳女性)
(2)吐き気
「雨の日は吐き気に見舞われることがあります。特に電車に乗ると、症状が出がちなので、雨の日の外出はなるべき控えています……。普段は大丈夫なんですけどねぇ」(Tさん・45歳女性)
(3)めまい
「雨が降ると、よくめまいがしますね。ふと立ち上がった瞬間とかに、ふらっとしちゃったり。でも、雨だからといって仕事や家事がなくなるわけでもないので、気をつけながら動いています」(Yさん・37歳女性)
(4)肩こり
「肩こりがひどくなります! もう本当につらいんですよ。仕事はパソコン作業が多いんですけど、夕方は本当に肩こりのことで何も考えられなくなっちゃう。めっちゃつらいから、帰り道にはついついマッサージに行ってしまいます。だから雨が続くと、マッサージで金欠になるのがキツイ」(Kさん・21歳女性)
(5)眠気
「雨の日は眠くて眠くて仕方なくて……。いつもと同じ時間眠っているはずなのに、ついうとうとしちゃったり。だから雨の日は、運転がこわいんですよ! なるべく家に引きこもって過ごしてます。時間がもったいないな~とは思うんですが、どうしようもなくて(泣)」(Hさん・19歳女性)
3:雨で頭痛や吐き気がしたときの対処法5つ
雨で頭痛や吐き気などの症状が出てしまったとき、どのように対処すればいいのでしょうか。対処方法をご紹介します。
(1)鎮痛剤を服用する
頭痛や歯痛などの痛みを感じた場合は、まずは市販の鎮痛剤を飲んで様子をみましょう。持ち歩きやすいので、雨による症状が出やすいという人は、お守り替わりに持ち歩くのもあり。ただし、鎮痛剤というのは一時的に痛みを和らげるだけで、根本的な治療にはなりません。
(2)漢方薬を服用する
漢方薬で雨の日の症状をやわらげることができたという体験談もあります。ただし人によって体質が異なりますので、効き方などにも差があるもの。専門家に自分の症状などを細かく相談し、処方してもらいましょう。
(3)水分をこまめに摂る
雨で症状が現れる場合は、体の中に水分が溜まりやすくなっていることが原因の場合もあります。こまめに水分補給をして尿意を促したり、運動をして汗を流すことで、体に溜まっている古い水分を排出することができます。また利尿作用のある食べ物を摂るのも、多少の効果が期待できます。
(4)温かいものを摂る
気圧の変化により、体がストレスを感じ、それに対抗するように自律神経が活性化することで、さまざまな症状がでてしまうこともあるんだそう。温かい飲み物やスープなどを摂って、体をいたわりましょう。
(5)病院へ浮く
体調の変化があったときは、病院に行くのが安全です。症状が軽いからと放っておかずに、病院で治療することで、症状を改善できる可能性も高くなります。また根本的な原因がわかると、自身で対処を行うこともできます。
4:まとめ
ただでさえ気分が落ち込んでしまいがちな雨の日。少しでも楽しく過ごせるように、不調の原因をさぐったり、対処法を身に着けておくと安心ですよね。雨の日も快適に過ごせるように祈っています。