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悶絶の意味とは?彼氏を悶絶させる彼女の行動5選
桃倉ももM.Momokura
1:悶絶の意味とは?
「悶絶(もんぜつ)」という言葉は「痛みに悶絶する」など、日常でもよく使われる言葉です。では、どのような意味があるのでしょうか、まずは辞書で調べてみました。
もんぜつ【悶絶】
苦しみもだえて気絶すること「あまりの苦痛に悶絶する」
デジタル大辞泉(小学館)
一般的には上のような意味として使用します。しかし、最近では「好きな人がかわいすぎて困惑する」などと、同じ苦しみでも、異性に対する感情においてポジティブな意味で使われることもあります。
2:悶絶ってどういうときに使う?使い方5つ
「悶絶」という言葉はどのようなシーンで使うのでしょうか。以下に例を5つ挙げてみました。
(1)「激辛店の料理をひと口食べたとたん、悶絶しそうになった」
悶絶するというのは「もだえ苦しんでいる」といった「状態」ではなく、気絶する「結果」を表す表現になります。なのでこの例文だと、ただ苦しむだけではなく、意識が飛びそうになるほどの様子を表しています。
「悶絶」という言葉を使うことによって、料理がより強い辛さであることが強調されます。
(2)「彼は痛みのあまりに悶絶してしまった」
「悶絶してしまった」というのは、もだえ苦しんだ結果、気絶してまった様子を表しています。上の例文だと、彼は痛みのあまり苦しんでいる状態ではなく、そのために意識を飛ばしてしまった、いまは意識がないということを表しています。
(3)「恋人の行動がかわいすぎて悶絶する」
最近よく用いられる、悶絶の「もうひとつの意味」を使った例文です。急激なときめきを感じ、悶える様子を表しています。本来の言葉の意味とは少し違いますが、異性に対し、胸が「苦しくなる」ほど感情が高まり、我を忘れて「気絶しそうになる」といった点では同じですね。
(4)「このアイドルのライブでは多くの人が悶絶する」
ライブなどで熱狂的になりすぎて、その場で倒れてしまうような人もいますよね。そのような人に対して、例文のように「悶絶する」という言葉を用いることもあります。
(5)「30歳を過ぎると異性に悶絶しなくなる」
好きすぎてどうしようもなくなるような気持ち、燃えるほどの恋を悶絶という言葉で表しています。ここでは、「30歳を過ぎると我を忘れるほどの恋はしなくなる」と言っています。
3:彼氏を悶絶させる彼女の行動5つ
悶絶という言葉は、ネガティブな意味でもポジティブな意味でも使われることがわかりました。ここでは、よい意味でも悪い意味でも彼氏を悶絶させてしまう彼女の行動をご紹介します。
(1)当日にドタキャン
まずはネガティブな意味での悶絶から。デートの当日、しかも集合時間直前でドタキャンするような女性は、いくら彼女であっても多くの男性はその行動に「悶絶する」でしょう。
よほどの理由がない限り、当日のドタキャンは社会的に人としてやってはいけないことです。
(2)昔の男自慢
友達同士ならまだしも、付き合っているというのに「元カレ、すっごい金持ちでさ~」「昔付き合ってた人、ここの高級タワーマンションに住んでたんだよね!」などと、彼氏の前で昔の男の話、しかも自慢をするのはよくありません。
恋人は、彼女が昔の男に未練があるのではないかと、嫉妬で胸を苦しめることでしょう。また、その内容によっては、相手に対する熱が冷めるほどに悶絶してしまうかもしれません。
(3)上目遣い
ここからはポジティブな意味での「悶絶」です。男性は女性に上目遣いで見られるのに弱いです。しかも、好きな人にそのような目で見られれば悶絶すること間違いなしです。
(4)ボディタッチ
男性は女性のボディタッチに過敏に反応します。それが好きな人であれば、なおさらです。付き合いたてのカップルなら、まだ触れられることに慣れていないので、嬉しさと緊張、またちょっとした期待とともに悶絶してしまうかもしれません。
(5)突然の告白
付き合った当初は頻繁に言い合っていても、付き合いが長くなればなるほど愛情表現を言葉にしなくなるカップルは多いです。なので、彼女に改めて「好きだよ」「愛してる」などと言われたりすれば、男性は嬉しさのあまりに悶絶してしまうでしょう。
4:まとめ
「悶絶」の意味を正しく理解できましたか? 「悶絶」における恋愛的意味のように、時代が進むにつれて、使われ方が変わってくる言葉もあります。時代の流れにおいて行かれないように、「いま現在の」言葉の意味を正しく理解しておきましょう。