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噛み癖がある「彼氏」の心理は?彼氏から噛まれちゃう女子必見!
相川葵A.Aikawa
噛み癖がひどい彼氏の心理
まずは、噛み癖彼氏の心理からおさらいしてみましょう。噛み癖がひどい彼は一体何を考えているのでしょうか?
1.許してくれるのが心地いい
まずこれ!
噛まれると、痛みを感じることも多く、「いたっ! やめてよ!」とか、「ダメ!」という流れに当然なりますよね。
でも、ある意味“たかが噛んだだけ”ですから、「エヘヘ、ごめん」と言えば許してもらえちゃう。
噛み癖彼氏は、この“許されている感じ”が心地よくて、ついつい相手を噛んでしまいます。
ちょっと怒ったくらいで許してくれるのだから、「ヘヘ、オレって愛されてるなぁ」と実感するわけなのです。
2.彼女を試している
許してもらう気持ちよさもありますが、そのさらに深層心理では、彼女を試している、というのがあります。
極論、「何をしても自分のことを許してくれる相手なのか?」「しっかりと受け入れ、受け止めてくれる相手なのか?」というところを見極めているのです。
相手を試すというと、なんとなくイヤなニュアンスを感じると思いますが、愛されたいという無意識が引き起こしていることであって、「オレは彼女を試すために噛むのだ!」と意識的に相手を噛んでいる人は、ほとんどいません。
許してもらえるのが心地いいというのも、結局は、噛んでも許してもらえるということは、受け入れられているということにつながるから。
彼を受け入れているかどうかを、試しているんですね。
3.好きすぎる
相手のことが好きすぎて噛んでしまう、という人もいます。
本当のところ、このケースは、「好きで好きで食べてしまいたい……」という心理の表れです。
“食べる”ということは、そのことによって一体化する、自分の中に取り込むということを指し示す行為。
相手を、かわいすぎて、愛しすぎて、食べちゃいたい! なんていうのは、相手のことが好きすぎて、ひとつになりたい! という意識から出てくる感情なのです。
とはいえ……噛んでいいわけではありませんよね!
彼氏の噛み癖のしつけ方、治し方
彼氏の噛み癖は治せることもあります。
でも、本人が悪いと思っていないことがほとんどですから、ちょっと厳しい態度が必要になるかもしれません。
1.不快であることを明確に伝える
まずは、噛まれて痛い、嫌な思いをしているということを、明確に相手に伝わるように表現しましょう。
多くの場合、相手はあなたが痛がるのを見て、さらに「痛いけど許してくれる……」という状態を楽しんでいます。
つまり、笑いながら「イタたた! こら!」なんて言っても、効果はないわけですね。
痛くてイヤだということを明確に伝えるためには、まず笑顔は封印です。
さらに、「ねえ、本当に痛いんだけど! 痛いから噛まれるの嫌なの。真剣にやめてくれない?」と真顔でお話してみましょう。
2.本気で怒る
不快であると伝えても、彼が噛み癖を治さずに噛むことを続ける場合、本気で怒って見せる必要があります。
「イヤだってこの前言ったのに、まだ噛むなんて。私が痛い思いをしていても自分だけ気持ちよければいいってこと?」
と、ガッチリ問い詰めましょう。噛み癖のある人にとって、噛むことは心地よいことなので、「自分だけ気持ちよければいいのか」と責めても間違いではありません。
たいていの場合、真顔で話したり、真剣に怒っている様子が見られれば、それで(これは、本気だな)と思って、やめるものです。
しかし、先ほどお話ししたように、噛み癖のある人の中には、「噛んでも許される」と考えている人が多いのも事実。つまり、本気で怒っても、「最後に許してもらえるならそれでOK!」と考えています。
そのため、中には本気で怒って見せたところで、「結局は許してくれたのだから……」と、次にまた噛んでくる人もいるでしょう。
もしもそうなった時は、「残念だけど、噛むのが治らないのなら別れよう」と切り出すのもひとつの手です。
こうなれば、別れるのは無理、そんなに本気だったんだ、噛まないから別れないで……と反省してくれるかも。
大人の噛み癖には毅然とした態度が必要
噛むという行為は、相手への信頼の証であり、甘えのひとつです。
その証拠に、言葉をしゃべれない赤ちゃんは、家族など親しい人だけを噛んで喜ぶことがあります。不思議なものでこんな赤ちゃんでも、家族以外は絶対に噛まないなど、相手を見て噛む行為を行っているのです。
とはいえ相手は大人なのですから、なあなあで済ませるのは厳禁。
噛み癖のある人の中には、「噛んでも許してくれるし、噛むのは本当にキモチイイ!」「愛情表現なんだから、耐えてね(笑)」など、笑って噛み癖を肯定する人も。
本当にやめてほしければ、毅然とした態度で対応する必要があると知っておきましょう。